四国へドライブに行って来ました。初めは大三島という瀬戸内海に浮かぶ島です。しまなみ海道の途中で高速を降りてさらに車を走らすと『伊東豊雄建築ミュージアム』、『ところミュージアム』、『岩田健 母と子のミュージアム』の3つがそれぞれ割りと近くに建っています。伊東豊雄建築ミュージアムでは、この3館共通券が1000円で販売しているので2つ以上行くならお得。
ところミュージアムは半戸外で風が抜けます。斜面に建っていて瀬戸内海への眺望があります。現代彫刻が展示されていますがその辺りはよくわかりませんでした。
展示室と外部廊下を徐々に下っていきます。木のトラス組みが雰囲気あります。
下りきると瀬戸内海への眺望にコーヒーのサービスがあるわけですが…まだちょっと寒かった。天井はメッシュになって光が透過しているのか白いだけか忘れましたが壁はコンクリートで殺風景な感じがしました。彫刻も個性が強く自分は苦手。テラスからは建築ミュージアムも見えます。
行ってみると割とスケールが小さく親しみやすい空間です。敷地内には写真のスチールハットのほかに伊東氏の自邸を再現したシルバーハットがあったりアート的に伊東事務所のプロジェクト模型が置かれていました。
スチールハットエントランス正面はこんな感じで多面体の構成は見る角度や向きで異なった表情を見せてくれるからウロウロするだけでも面白い。でかいけどレムのシアトル図書館も多面体の構成で表情豊かだったなぁ。
こんな。
サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン
僕の好きな多摩美図書館
ミキモトギンザ
シルバーハット
住宅だった時の方がすごく良かったのでは?という雰囲気を感じました。ここは本当に躯体だけという感じ。現在は資料室として使われていて、なかなか個人住宅の見学が難しい中このような試みは当時の記事を読んで、イメージをするには良い事だと感じます。アールの屋根が本当テントみたいな軽さですごい伝わってきます。
スチールハットは今までのプロジェクトの展示で模型やメッセージが多面空間に展示されています。みんなの家プロジェクトの展示は小学生たちや建築に携わる人たちのプレゼンボードが壁にたくさんあって震災後、自分たちはなにができるか、どんな提案をしていけるかというような気持ちを垣間見ることができました。
岩田健の作品が大きな丸い広場に置かれていますこの時ちょうど横一文字の虹がでているとおばちゃんに教えてもらいました。なかなかすごかったです。横って…?
この岩田健が建っている場所にはもう一つ興味深い事がありました。それは、すでに廃校となり現在は民宿となっている小学校が映画のロケ地などで使われている場所です。100年ほどこの地に建っている小学校は古さが素晴らしくて味わい深いことこの上ないです。
廊下は外部にあり縁側のような場所が長く続いていて保健室や校長室、食堂などのサインがそのまま使われています。
素敵すぎる。
良い写真はしゃしんラベルで。
続く。
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